日払い派遣で得たもの

私は3年程前1年間派遣をしており、様々な仕事を体験しましたが、主にホテルでの婚礼のドリンクコンパニオン、宴会のコンパニオン、ホテルの売店の売り子1週間、自動車展覧会の受付が多くありました。

ドリンクコンパニオンは、お客様にお酒を作ったり、お茶・ジュースを注いだり、配膳、食器を下げるなどの簡単な仕事を、1時間半から2時間で3300円を日払い。宴会のコンパニオンはドリンクコンパニオンと同じ仕事内容に、お客様との会話が加わり2時間から3時間で3300円の日払い。売り子は品出しとレジのみの仕事で、1日5時間で1週間36000円を月末払い。自動車展覧会の受付は、お客様の誘導のみの仕事で、1日8時間お弁当付きで、2日で17000円の日払い。どれもたくさんのお客様、仲間との関わりがあり、学ぶことはたくさんありました。

特にコンパニオンは酔ったお客様が多く、理不尽に文句を言われたり怒られたり、ときにはアプローチを受けたりすることが多々あります。そこでお客様とコンパニオンという立場を自覚しどのようにその場を切り抜けるか、ということを繰り返しているとだんだん慣れてきて、日常生活で何かあっても、一呼吸置いて考えてから行動できるようになりました。それができるようになってからは、今まで苦手だった人付き合いも上手くいくようになり、私にとってはすごく価値のあるものになりました。またお酒を作ったりお酌することが多かったので、飲み会の席などでも活かすことができました。

どの仕事にも言えることが2つあり、一つ目は仲間との協力です。誰かがミスしたり、困っているときはお互いにフォローし合う、助け合うことで仕事をスムーズにすることができていました。特に私のような始めたばかりの人は、経験を多く積んでいる年配の方々も多くいるので助けてもらうことが多かったです。中には厳しい人もいるのですが、人が足りなくて自分が呼ばれているわけですから、その分の働きをしなければいけないんだと自分に言い聞かせていました。そうしてきちんとできると、厳しい人も褒めてくれます。短い付き合いだからこそ言える部分もありますが、短い付き合いなのに言ってくれるということに、仲間としての意識を感じることができました。2つ目にありがとうと言われたときの達成感です。ありきたりですが、それがあるからこそ理不尽なことも嫌なことも乗り越えられると思います。そしてたくさんのお客様と関わることで、人見知りで引っ込み思案だった部分を克服することができたと思います。

なぜ、人見知りで引っ込み思案、人付き合いの苦手な私が接客ばかりのこの派遣をしていたかというと、ただ単にお金がなかったからです。そこで次は給与に触れたいと思います。どの仕事も拘束時間の割にとてもいい給与なのですが、1番は婚礼のドリンクコンパニオンでした。その都度待ち時間や、仕事の時間は異なるのですが、短くて1時間半、長くて2時間で3300円なので時給は1500円以上です。接客は大変ですし、お客様はドレスやスーツといった格好なので、飲み物をこぼすなど、何かあったときのリスクはとても高いですが、仕事内容と時間の割にはすごくいい給与だと思います。

逆に1番辛かったのは自動車展覧会の受付です。たまたまかもしれませんが、時間が長い割にはお客様があまり来ないので、ずっと入り口に立っているだけで足に疲れがたまり、しかもヒールのあるパンプスなので痛くなります。たまに来るお客様に声をかけても始めは無視されることが多く、身体的にも精神的にも疲れる仕事でした。しかしこの仕事内容で8時間を2日で17000円お弁当付きは、すごくおいしい話であるとは思います。

以上が私の体験談です。仲間に恵まれ、条件に恵まれ、色々なことを学ぶことができ、目的の稼ぐことも達成できいいこと尽くしでした。